春夏秋冬、年４回開催している食養家・武鈴子さんの大人気講座です。７月は梅雨と初夏の食養生。内臓とのつながりがある五味五性表を確認しながら、夏に意識する食材を学んでいきます。約1時間30分の座学が終われば、毎回工夫を凝らした料理で、旬の素材をいただきます。今回は、武先生のご要望で和歌山名産の梅を随所に。青梅、梅干しを五味の味に忍ばせて、最後のデザートまで滋味深いものでした。
薬膳は、数千年の歴史を持つ中国の伝統医学に基づいた食養生法ですが、武先生は、毎日食卓に登場する旬の和食こそ、薬膳の考え方を受け継いだものだと言います。身近な薬味の活用など、すぐに使えるヒント、満載です。
次回は、１０月。ぜひ、健康維持のために本当の意味での食の「薬」を自分のものにしてください。

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