ゆの里TOP >> コラム「お水と同じで、舞踊も軸がぶれないことが大事」

お水と同じで、舞踊も軸がぶれないことが大事

公演の合間に「ゆの里」を訪れるというやまとさん

今回の「人・水・出会い」は、舞踊家のやまと ふみこさんをご紹介します。
 やまとさんは、幼少の頃から古典舞踊を学び、師匠亡き後に独立、「かなさき流やまと舞」を創流。現在、和歌山と東京を拠点に全国各地、海外での公演活動の傍ら後進の指導にあたっておられます。
 四年前に初めて「ゆの里」を訪れたやまとさんは、お風呂に入ってすぐに、すっかり気に入ってしまい「ゆの里」の虜になってしまったそうです。公演やイベント出演の合間を見ては、「ゆの里」へ通われているやまとさんに、お水と舞踊についてお聞きしました。

●「ゆの里」との出会いについてお聞かせください

 私は和歌山県で生まれ、四歳から東京に移り住んで、九歳からは舞踊一筋に生きてきました。舞踊家として独立後も東京を拠点に全国・海外で活動するうち、自然のあるところに住みたくなって、七年前から生まれ故郷である和歌山県に引っ越して来ました。現在は和歌山と東京を行き来しながら各地で公演活動、指導を続けていますが、今から四年位前に、ある方が高野山の麓にすごく良いお水があるって教えてくださったんです。そして、「ゆの里」に初めて連れてきてもらって、すぐに虜になってしまいました。

●「ゆの里」の何が一番気に入りましたか?

 私は、もともと温泉好きで、もう何十年も医者にはかかったことがなく、疲れをとるのも体調を整えるのも、お風呂に入って自分を解放するというのが私の健康法なんです。「ゆの里」のお湯の感覚は、口ではうまく説明できませんが、他の温泉とは全然違うというのを体感して、すっかり惚れ込んでしまいました。それから「ゆの里」に通うようになって、もちろん「金水」「月のしずく」「神秘の水 夢」も愛用しています。
 お水を飲んだら体に良いっていうのは、常識的に言われていますが、「ゆの里」のお水に出会うまで私は喫茶店で出されたお水も飲まないし、真夏によっぽど喉が渇いた時以外は、お水が喉を通らなかったんです。ところが「ゆの里」のお水はいくらでも飲める。スーッと喉を通るんです。それは理屈じゃなくて身体が受けつける、とにかく美味しく飲めるんです。ご飯は「金水」で炊いていますし、お茶もコーヒーも、全然味が違いますね、だからもう他のお水は使えないです。
 私は、東京へ行っても、とにかく「ゆの里」へ一回行きなさい、お水飲みなさいって誰彼なしに言うので、『やまとさんは「ゆの里」の回し者か』って言われます(笑)。どうしてそう熱くなるの?みたいに。でも、身体に悪そうなものを食べたり飲んだりしてる人を見るとついつい言いたくなっちゃうんです。
 今、世の中の食べ物には添加物が溢れていて、完全に避けることは難しいですよね。それを「ゆの里」のお水を飲むことで、身体を本来の正常な状態に戻す手助けをしてくれるんじゃないかと思います。

●水を題材にした舞踊があるそうですが

 水というのは一滴の水が大河になり、行く手に何があってもそれを乗り越える力を持ち、どんな形にも流れを変えるけれども、やがては海に流れつき循環し続ける。そんな自然の中の水というものが昔から私は好きだったんですが、日本の色んな名水にちなんだ曲に出会い、それを私の代表作の一つとして舞わせていただいています。それは二十五分に及ぶ、激しい動きを伴った大作なんですが、「ゆの里」でも是非一度公演をさせていただきたいと思っています。
 人間の身体が水で出来ていて、地球も水で覆われているように、やっぱり水というのは原点ですからね。舞踊も同じでそのバランス、軸がぶれないということが大事なんです。それは書道、剣道も同じく舞踊の原点で、軸がぶれない心と体を作ること。それが日本のお稽古事なのです。重岡専務も水の軸が重要だとおっしゃっていますが、まったく共通しています。身体はちゃんと鍛えることでぶれなくなる。そうすると天と地の気が交流する。そして良い水を飲めばそれを手助けしてくれるんです。

●「ゆの里」のお水でご自身に変化はありましたか?

 体の中に何か変なものがあっても、体内の水の軸がぶれないで正しければ、その悪いものも戦わずして消えていくように、人間の精神も同じで、ぶれない軸をを持っていれば、人と戦わずして穏やかな心で過ごすことができると気づきました。
 私は、舞踊の世界で長い間あらゆるものと戦ってきましたが、ある時その戦いに疑問を感じ原点に戻ろうと思ったんです。舞の原点は何かというと、アメノウズメが舞い、天岩戸を開いて世の中に光をもう一度甦らせるっていうことだと。それで自然の中で踊ったり、全国の一宮で舞の奉納をしたりということに転換したんです。そこから戦うということをやめたんですけど、長年戦ってきたもんですから、なかなか戦いの波動はなくならない。でも、和歌山の自然の中で穏やかに住み、「ゆの里」とのご縁をいただいて、これからの時代、やっぱり争い以外の方法で問題の解決を目指していかなくちゃいけないんだというのを感じています。そんなふうに、自分の生き方にも「ゆの里」が大きな影響を与えたと思いますね。ですから、このお水は単に健康にいいとか、成分がどうとかいうのを超えたものなんですね。そんな「ゆの里」にご縁があって出会えたということは本当に幸せなことだと思っています。

●本日はどうもありがとうございました

やまと ふみこ さん プロフィール

9歳で尾上流に入門し、初代家元尾上菊之丞亡き後、28歳で独立。同年報知新聞社主催「関西舞踊華扇会」に最年少出演を果たし、以来連続34回出演の前人未踏の記録を達成。
昭和47(1972)年から「金崎二三子の会」を主催し、平成2年まで19回開催し、「鏡獅子」「鷺娘」「越後獅子」「連獅子」など古典だけでなく、シルクロードをフューチャーした「絲綢之路」、竹久夢二の世界を描く「夢二恋歌」、「序破急」「遠野幻想」「紀州路」「恋人よ」「一天四海」「雪の道」など多くの創作舞踊を上演。
その間、中村雀右衛門・中村富十郎・坂東玉三郎(歌舞伎)、林与一、花柳芳次郎・尾上菊之丞・山村楽正・花柳寿美・藤間秀嘉・若柳寿延・西川扇与一(日舞)、安積由高・工藤貴子(洋舞)、吉田蓑助(文楽)、松井彬(能楽)との出演・共演を実現。
 文化親善使節としてアメリカ・カナダ、フィリピン、オーストラリア、トルコ、モロッコ、中国、ドイツ、オーストリアなどで海外公演。昭和62(1987)年モロッコ・ハッサン皇太子来日の折には、東宮御所に招待され、皇后陛下(当時は皇太子妃殿下)より励ましのお言葉を賜る。
 歌舞伎舞踊、古典はもとより、独自の舞踊感をもって創作活動でも幅広く活動。東京・和歌山を拠点として数年前には全国百八社の一宮の舞行脚を終了。浄化と次代の扉を開けるため、全国の神社で舞奉納を継続中。海外の公演も力を入れ、パリ・ジャパンEXPOでも多くの舞台で舞を披露し、日本文化の紹介につとめる。